テンセント(0700.hk)の第1四半期決算発表:コンセンサスを上回る増益ながら、増収率は過去最低
テンセントの決算は、コンセンサスを上回る増益ながら、増収率16%と2004年依頼最低の成長率で着地となりました。
主な理由は、これまでもっとも大きいビジネスであったスマートフォン向けゲームの売上が、政府によるライセンス付与の一次停止の影響が大きく▲2%減(前年同期比)の212億元と、新作ゲームのリリースが遅延したことが大きく響いた感じです。
逆に言うとライセンス付与が正常化できれば、ゲームの成長は再度取り戻せる可能性があるということかもしれません。
これ以外にもオンライン広告の伸びが鈍化しているようなので、中国経済の状態はそれほど良いものではないのかもしれません(少なくともバブル的な勢いは無い)。
決算発表(オリジナル・英語):https://www.tencent.com/en-us/articles/15000771557911821.pdf