平安保険(2318.hk)の2018年通期決算発表。決算資料読んでみました。
平安保険がコンセンサスを上回る決算を出してくれました!といっても昨年の成長率を下回っているようなので、「市場の期待が低かったところ、良く健闘した!」ということだろうと思っています。
内容としては、3月13日発表の平安保険(02318)2018年12月本決算では、
・営業利益: 1,125億元(前年比+18.9%)
・純利益: 1,074億元(前年比+20.6%)
・期末配当:1.72元(前年比+14.7%)
さらに50億~100億元規模のA株自社株買い計画を発表してます。A株のみなので、H株に与える影響がどうなるかわかりませんが、「影響はそれほどない」と会社側は発表していました。正直良くわからないですが、決算発表後はH株も上がっているので、とりあえずOKと見ておきます。
下記、平安保険の2018年度決算資料のピックアップです。自分の興味にあるところだけですが、ご参考になれば。
・投資からの配当収入は約5%。
・主にインフラ、ノンバンキング、不動産、企業社債も。
・フィンテック/ヘルスケアの社員が9.9万人、内2.9万(約3割も!)が、R&Dスタッフ。
・技術系の特許取得も12,051とすごい数を取得
・主力フィンテック企業のLufaxとAutohomeは利益貢献の時期に(ステージ4)
・Ping An Good Doctor、OneConnect、Ping An HealthKonnectの3社は彼らの言うステージ2へ。これからの成長に期待できそう。
平安保険決算資料から:2018年ビジネスハイライト