某ドラマのようなサウジ人記者カショギ氏殺害事件の株価への影響
アメリカの有名ドラマトゥエンティフォーは真実だったのか!と思わせるような、サウジ人記者のカショギ氏殺害事件。政府とか本気にさせると怖いなーとか、巷で陰謀説として流れている話のいくつは真実なんだろうなぁとか思ってしました。まあ、中国ではもっともっとこういう話があるかもしれませんが!
本題のこの事件の株価への影響ですが、タイミング悪く、ちょうど2018年二度目の恐怖フェーズ・暴落からの立ち上がりに事件が起きています。また今回焦点となっている、ムハンマド皇太子の関与というのが、ここ数日ですが株価には大きく影響しているものと思われます。
ムハンマド皇太子は革新派の人であり、投資に非常に積極的です。日本だとソフトバンクビジョンファンドへの約5兆円規模の投資が有名だと思います。これ以外にも積極的に・かなり大規模な投資をしている・そしてできる人/国なので、その「スーパーインベスターが投資ができなくなる」ということは、市場に一定の動揺を与えているのかと考えてます。
なお余談にはなりますが、下記記事に次にようなことが記載されてます→「(引用)皇太子が率いる汚職対策委員会が4日、国王令で突如として創設され、王子11人、閣僚や元閣僚、資産家ら数十人が拘束された。凍結されたサウジ国内の銀行口座はすでに1700を超え、最終的~」。拘束された人が王族(権力もお金もある)ですし、規模も大きいので確実に多くの政敵がいるものと思われます。
最後に昨日の米国市場の恐怖・欲望指数ですが下記のように、リバウンドした後、再度低迷していますが、そこまで深刻な状況ではないのかと個人的には見ています。さあどうなるか。