アリババ（BABA）第３四半期決算、売上+43％:コンセンサスには届かず△、利益OK！
アリババ（BABA）10－12月の第３四半期決算がでました！
あ）売上合計は$170億ドルで3.8億ドルの未達、売上内訳はEC$149.5億ドル（前年比+40%）、クラウドコンピューティング$9.6億ドル（前年比+84%）、デジタルメディア＆エンターテインメント$9.4億ドル （前年比+20%）、新規1.9億ドル （前年比+73％）
※前回決算ではEC+56%,クラウド+90％、デジタル~+24%、新規＋20％でした。EC以外の成長率も高いですが、規模を考えるとECの減速分を他セグメントで補うというレベルには至っていないようです。
い）EPSは$0.09上回り、$1.77（GAAPベースだと$1.84、+$0.69）。前期比+26%の成長（前期EPS＄1.4・Non GAAP）
う）年間アクティブバイヤー636M（Q2は602M）モバイルのMAU699M（Q2は666M）
過去の決算と比べると減速気味で、まあOKな決算くらいだと思いますが、株価はガツンと上がってきています。おそらく米中貿易戦争の影響がそれほどでもなかったという安堵感があったのかも。株価はしっかり伸びていってほしいですね！
アリババIRスライドの詳細は後日見てみます。
※追記：各社メディアの記事を読むと「成長率が落ちている」「独身の日が伸びている割には全体が伸びていない」と書かれているのを目にしました。ちなみに以前から成長率は落ちてきていると記憶しています。なぜならばすでにアリババはすごく大きな企業だから。そのため成長ドライバーはクラウドやフーマーといった新規事業に期待するのが正しいと思っています。利益的には投資先の含み益とかもあるかも。
〇参考
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