香港・上海とナスダック・S&PのETFを比較
●香港・上海、そしてナスダック・S&PのETFを比較してこれからを考える
コロナ後の経済回復具合については、「ゆっくり回復する」という認識を織り込みつつ、次は「どれくらいゆっくりなの?」というところを判断するフェーズにきているようです。少しづつ市場・業界によって差が広がりつつあるようなので、チャート比較してみました。
●香港(2800.hk)と上海(2822.hk)のチャートを比較
過去5年のチャートです。上海(2822.hk)が好調で、香港(2800.hk)を大きく上回っているのが分かります。香港はデモ→コロナ→香港国家安全維持法成立、という流れで政治も経済も影響が大きいです。上海市場(2822.hk)のETFは基本的にはボラが激しいですが、徐々に切り上がっているので、2018年につけたピーク(その前は2015年で同じくらいの高値)に向かうのでは?と期待してしまいます(2022年くらいが山場?)。本土の個別株で元気なものも多いみたいですし、当面はETF含め本土株狙いが良さそうです。
●ナスダック(QQQ)とS&P(VOO)のチャートを比較
同じく過去5年のチャートです。ナスダック(QQQ)がメチャメチャ好調で、S&P(VOO)を大きく上回っています。もはやプチバブルとも言われ始めてます。個人的には米国株は基本テクノロジー系の株式保有が多いので、まだ早いですが、出口戦略を意識してのビクビクしつつのウレピー状態が続きそうです。今テクノロジー系に投資していない人は、今は過熱気味なので焦らずに二番底がくるのを秋まで待つという感じでしょうか。