もしアリババ(BABA)のほぼ無人店舗が上手く行ったら株価はどうなる?
結論
・すでに年間売上1,000億円レベルは来年には達成する(はず)。
・成長余地の大きなマーケットにうまく参入している。
・FY22には約1.6兆円という高いレベルに到達する可能がある(ざっくり計算)。
・IT化により利益率を高められているのかに今後は注目したい。
・株価の成長余地がかなりあるし、今の株価水準(PER20)は安い。
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動画は店舗ツアーです。外資系っぽいかっこいい店舗です。
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外資系スーパーの単店平均売上高6,089万人民元(約10億円/年間)ですが、アリババのほぼ無人店舗「盒馬鮮生(フーマフレッシュ)」の上海金橋店の2016年の売上は2.5億人民元(約41億円/年間)だったそうです。
全店舗が上海の一等地のレベルとはいかないと思いますので、平均では外資系レベルと想定。すでに77店舗あるので、年間で46.9億人民元(約770億円)の売上貢献が見込まれます。恐らく、年度途中の開業とかも含まれているので、ざっくり「÷2」だと23億人民元(385億円)といったレベルでしょうか。ちなみに年間目標は100店舗。
仮にこれが来年末に200店舗いくとして、売上貢献は150店舗分と推定すると、91億人民元(約1500億円)。
こんなにうまくいくかわかりませんが、ポイントは成長余地が大きい市場にうまく参入した、ということだと思います。アリババなら毎年倍増させることができそう、と期待しておきましょう。
なおアリババの年間売上は4兆円を超えてますが、倍々で増えていけば、FY19:200、FY20:400、FY21:800、FY22:1600ということで、FY22には売上では1.6兆円という感じかと思います。
投資を通じてのノウハウ吸収もぬかりないです。
もっとも利益率はIT化を使った効率化が、どこまでいけるかが注目すべき点ですね!
参考にした記事:
https://reports.btmuc.com/File/pdf_file/info001/info001_20180711_001.pdf